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北半球に広く分布する。分布域が広いタイリクオオカミは多くの亜種に細分化される。現存の亜種は33(絶滅含め39亜種)に分類されてきたが、近年の研究で現存13亜種、絶滅2亜種への統合が提案されている。 * Canis lupus albus(ツンドラオオカミ) ユーラシア北端部に分布。 * Canis lupus arabs(アラビアオオカミ) アラビア半島に分布。非常に減少。 * Canis lupus arctos(ホッキョクオオカミ) グリーンランド北部と東部、クイーンエリザベス諸島、バンクス島、ビクトリア島に分布。 * Canis lupus baileyi(メキシコオオカミ) メキシコ北西部に分布。アメリカ・アリゾナ州に再導入されている。生息地域ではロボとも呼ぶが、これはオオカミを指すスペイン語の一般名詞である。『シートン動物記』の狼王ロボもこの亜種。 * Canis lupus communis (ロシアオオカミ) ウラル山脈に分布。正確な分布範囲はまだわかっていない。 * Canis lupus cubanensis(カスピオオカミ) コーカサス山脈、トルコとイランの一部に分布。 * Canis lupus hattai(エゾオオカミ) 樺太、北海道に本来分布。絶滅。 * Canis lupus hodophilax(ニホンオオカミ) 樺太・北海道を除く日本列島に本来分布。絶滅。 * Canis lupus italicus(イタリアオオカミ) イタリアからアルプス南部に分布。 * Canis lupus familiaris(イエイヌ) いわゆる犬。愛玩動物やパートナーとして、主に人と共に生活しているために、世界中のあらゆる地域に分布している。一部食用に養殖も行われている。また、捨てられた個体が野生化しており、野生オオカミの群れに合流しているものも稀にいる。 * Canis lupus lupaster(エジプトオオカミ) エジプトとリビアに分布。 * Canis lupus lupus(ヨーロッパオオカミ、シベリアオオカミ、チョウセンオオカミ) ヨーロッパ東部からロシア、中央アジア、シベリア南部、中国、モンゴル、朝鮮、ヒマラヤ地域に分布。非常に減少。 * Canis lupus lycaon(シンリンオオカミ) カナダのオンタリオ州南東部とケベック州南部の小さな範囲に分布。コヨーテとの交雑が心配されている。 * Canis lupus nubilus(グレートプレーンズオオカミ) アメリカの五大湖西岸、アラスカ南東部、カナダ東部、バフィン島に分布する。 * Canis lupus occidentalis(シンリンオオカミ、アラスカオオカミ) カナダ北西部、アメリカのモンタナ州北部に分布。現在分布を拡大している。 * Canis lupus pallipes(インドオオカミ) イスラエルからインドにかけて分布。非常に減少。
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